町田フラメンコスタジオ『Levante』~レバンテ~

□ ●ブログ Marca del viento ~風跡~ □

クリスマス

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自宅から程近い大学のチャペルで行われる
クリスマスコンサートへ母と行ってきました。

今年で三度目。

最初は父がいなくなって
めっきり外出しなくなった母の気分転換に。。。
と思い誘ったのがきっかけでしたが、
この時期、恒例となりつつあります。

毎年、違う演目で、昨年はゴスペル。
そして、今年はソプラノとテノールのコンサートでした。

マイクを通さずに教会中に響き渡る歌声は
まるで生きた楽器のように全身を使って
空気を震わせ身体を通り抜るのです。

シューベルトの「アヴェ・マリア」などの
クリスマスらしい曲も素敵でしたが、
とても印象に残っているのは
日本の童謡である「からたちの花」
こちらは、言わずと知れた作詞:北原白秋
作曲:山田耕作の日本の歌百選の一つです。

こうして大正時代から歌い継がれた古い童謡を
じっくりと聴くのは久しぶりな気がします。

不思議なことに歌詞に耳を傾けると
意外にも内容はシンプル。。。
なのに、なぜかジーンと胸に迫るのはなぜでしょう??


『からたちの花』

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。

からたちのとげはいたいよ。
青い青い針のとげだよ。

からたちも秋はみのるよ。
まろいまろい金のたまだよ。

からたちのそばで泣いたよ。
みんなみんなやさしかったよ。

からたちの花が咲いたよ。
白い白い花が咲いたよ。



そういえば、フラメンコのカンテも
人生の辛さや恋愛などをストレートに
唄っている歌詞もありますが、
中には、意味不明なものや
ちょっぴりくだらない(?)
内容のものがあったりします。。。

昔、スペインに滞在していた時に
フラメンコカンタオール(唄い手)が
言っていた言葉を思い出しました。

「オレたちは "オリーブの木"
"アーモンドの花"と聞いただけで
色々な思い出がよみがえってくるんだ。
その言葉の背景までは外国人には唄えないだろ!」


歌手にかぎらず表現者というのは
どれだけ観客に背景を届けられるか…

たくさんの光景、感情が降り積もった時
人は、底知れぬ感動におそわれるのだろう。。。

心に広がる情景、漂う郷愁…
素敵なクリスマスでした。


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Date:2012/12/26
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