町田フラメンコスタジオ『Levante』~レバンテ~

□ ●ブログ Marca del viento ~風跡~ □

レ・ミゼラブル

一昨日は、友人の計らいで、
ずっと気になっていた映画

『レ・ミゼラブル』

に、ご招待いただきました!

舞台のミュージカルは好きですが、
実は、ミュージカル映画には、
あまり興味がありませんでした…。

ですが、たまたまこの映画の予告を
目にした時、鳥肌が立ち、たった数秒の
映像にもかかわらず、すっかり
引き込まれてしまいました。

以前、新聞に載っていたフランス文学者
鹿島 茂氏の評論がとても印象的で
観終えた今、より一層、その意味の
奥深さにうなるばかりです。。。


『読売新聞記事』より抜粋

愛は確かに勝つ
しかし、愛は貰った分しか
人に与えられないのである。

ゆえに、ファンテーヌ・コゼット・ジャベール
のような愛を受け取ったことのないような
惨めな人々(レ・ミゼラブル)を救うには
ジャンバル・ジャンに象徴される“誰か”が
見返りを要求しない無償の愛を
“最初”に与えなければならない。

かつてそれは“イエス”だった。
しかし現代においてはそのイエスが
“あなた”でなければならないのだ。

【明治大学教授フランス文学者 鹿島 茂】


最近すっかり涙もろくなったせいもあって
ラストシーンでは涙どころか嗚咽まで
もれ出しそうになり、こらえるのに
必死で肩が震えてるほどです! 

映画が終わっても、しばらく席から
立ち上がれずにいました。

傍らにいた友人がぽつりと

「なんか登場する人物が全員、切ない…。
誰も憎めない…。」

もちろん、これは、ヴィクトル・ユーゴーが
書いた、ロマン主義フランス文学ですが、
作品中ではフランス革命当時の社会情勢や
民衆の生活も、物語の背景として詳しく
描かれている。

革命を夢見て、散っていった
たくさんの若い命。

差別、飢えや貧しさで絶望のまま
死んでゆく人々。


この遠い外国だけに限らず、同じく日本も、
先人たちのたくさんの願い、希望、夢、
そして、自由と平和のために
犠牲となった多くの命のもとで
今、この世界が成り立っているということ。

そして、平和なこの時代に自分が
存在している奇跡に感謝しなくては。。。
と、思わずにはいられません。


「正義」とは何なのか?

人はみな、自分のなかの正義を
他人に押しつけたくなるものだ。

宗教も戦争もホロコーストも
実は、そんな正義の押しつけ合いから
きてはいないだろうか…。

正義は武器のようにかざすものではない。

注いだ愛を優しく包み込むものなのだ。



































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Date:2013/01/30
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