町田フラメンコスタジオ『Levante』~レバンテ~

□ ●ブログ Marca del viento ~風跡~ □

おむすび

梅雨明けしてから、毎日うだるような暑さですね!

15年前、私が初めてスペインへ行った時は
日射しが刺すように痛く、スペインの暑さは
一段と厳しいな…と思いましたが近頃の日本も
同じくらい猛暑な気がします!


スタジオがオープンしてから初めての夏。
今までよりレッスンの数が倍以上に増えているなかで
体力を温存しながら、この夏を乗り越えなくては
なりません…でも、どうもその辺りの調節が不器用で…

レッスンでは、レトラを口ずさみつつ、合い間に
口三味線でリズムを歌いながら全力で踊ってしまうので
生徒さんに呼吸の大切さを厳しく言っている私が、
一番、呼吸していない気がします…


さて、7月7日の七夕は、母の誕生日でもありました。

この日は、兄一家の自宅で誕生日のお祝いを兼ねての
バーベキューにお招きいただきました。

お庭にキャンプ用のイスとテーブルがならべられ、
小学生の甥っ子が、食器を運ぶお手伝いをしていました。
すると、得意気に


「オレは、この仕事5年くらいやってるの!」


それは頼もしい。。。慣れたものです!


炭の火加減をまめに気にしながら、お肉をふるまう
兄のふとした表情が、亡き父にそっくりで
ハッとする瞬間があります。

いままで、一度も父に似てるなんて思ったことが
なかったのに…不思議です。

やっぱり親子なんですね。。。


この日のために、母は大量のおむすびを握って
持ってきてくれました。

母のおむすびは、むかしから家族の間で大好評で、
その塩加減、大きさ、ご飯の握り具合といい、
絶妙なのです。


私は、おむすびを頬張りながら、


「地球が滅亡する最後の日に食べるなら
このお母さんのおむすびだな!」


と調子よく言うと横目で、母が笑いながらも
涙をそっとぬぐっているのが見えました。

こんなちょっとした言葉で、心から嬉しそうに
する人は、やはりこの世で「母」という存在以外
いないのではなかろうか。。。


そんなことを考えていると、
ふわっと風が吹き、庭の木々がざわめいた。
炭が一瞬赤く色づき、火の粉が舞って天にのぼった。

もしかして、父も母の誕生日を祝いにきたのかもしれない。


どうか母のおむすびを一回でも多く食べられますように。。。












スポンサーサイト

*    *    *

Information

Date:2013/07/09
Trackback:0
Comment:0

Comment

コメントの投稿

:
:
:
:
:

:
: ブログ管理者以外には非公開コメント

Trackback

TrackbackUrl:http://kazeatoflamenco.blog.fc2.com/tb.php/219-239db0f0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
 
現在の閲覧者数: