町田フラメンコスタジオ『Levante』~レバンテ~

□ ● ひとりごと □

入り口

いつも一緒にライブを
つくり上げてくれる友人との打合せ。

お互い仕事を終え、街道沿いのファーストフード店に
夜遅い集合だ。

こんな時間にもかかわらず、店内はまだまだ元気な
高校生たちの甲高い笑い声が響いている。

節電なのか、暖房がきく気配も無く、
私達はコートを着込んだまま席に座って、
コーヒーをすすった。


過去のライブのプログラムやチラシを綴った
大きなファイルを広げると、最初のページにある
チラシの日付は、2003年!

なんと、10年近い月日が流れていた…。


いつの間にか話題は思い出話に。。。


「本当に色々なことがあったね…」


私は、少し遠回りをしてしまったようなニュアンスでそう言うと

まるで、巻きついた煙をスッと打ち消すように丁寧な口調で、


「でも、無駄なものは何もなかったよ。あの時は、失敗だったと
思ったことも、今にして思えば、次に繋がってるんだよ!」


友人は、真っ直ぐに私を見つめて言った。


そう、振り返ればいつも失敗やつまずきは、前進の入り口。

そして、人生は距離でもなければ、計るものでもないのだから
近道なんてはじめからないのだ。



人生は、つくっていくもの。


そして、その予想図は決して一人では描けない。。。



「お客様、そろそろ閉店のお時間です…」


少し申し訳なさそうな店員さんの声。

気が付くと、店内は私達だけになっていた。

慌てて、すっかり冷たくなったコーヒーを一気に流し込み
外へ飛び出した。

笑顔の分だけ白い息がこぼれる。


また一緒に、描いていこう!

そして、また私と一緒に前進の入り口を探しに行こう!




























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Date:2012/01/27
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