先日、わがスタジオLevanteのニーニャ(子供)
クラスに通う生徒さんが『キネコ国際映画祭』
の子供審査員に選ばれ5日間に及ぶ映画祭の
大役を無事に終えました!
【キネコ国際映画祭】
http://kineko.tokyo
最終日のこの日、生徒くんの勇姿を見届けるべく
この映画祭のクローズイベントに行って参りました!

※プライバシー保護につき一部加工がございます
「キネコ国際映画祭」は、東京で行われている
日本最大規模の子どもたちの国際映画祭で
今年で27thの歴史ある映画祭なのです。
私はかつて、東京国際映画祭で特別賞を
受賞した映画監督の元で舞台美術やアシスタント
をしていたのですが、お恥ずかしながら
この『キネコ国際映画祭』のことは今回はじめて
知ったのでした、、、。
二子玉川の駅はキネコ一色になっていました!


会場であるiTSCOM STUDIO & HALL 二子玉川ライズ


ゲストは、歌のおにいさんこと
横山だいすけさんと歌手の岩崎宏美さんです!

いよいよ15名の子供審査員が登場し
受賞作品の発表です!
今年は国内外24ヶ国・54作品が上映されたそうです!
子供審査員たちは長編と短編作品の部に分かれ
作品を観て、それぞれ審議を重ね厳密に審査を
されたそうです。。。
生徒くんは長編作品の副審査委員長でした。

長編の部受賞作品は『スーパー・モド(Supa Modo) 』
というドイツ人監督による作品に決定しました!
生徒くん、誰よりも立ち振舞いや写真のポーズなどが
キマッている!これもレッスンの成果かも~なんて、
親ばかならぬ先生ばかでしょうか。。。^_^;
フラメンコの舞台では、私も舞台上にいるので
こうして客席から観る姿は、それとはまた違った
感動がありました!
イベントを無事に終え、場所を変えて
打ち上げパーティーへ。

子供たちにも名刺が用意されていて、
ゲストのかたがたと名刺交換なども行われます。
良い社会勉強ですね。。。
途中、読売新聞社の取材も入りました。
なんと記者のほうにも5、6名の子供記者が
いてインタビューをしていました!


今は、子供のための色々な体験イベントが
あるんですね~。
子供の可能性は無限大ですから、こうして
様々な体験を通して自分の選択肢が広がるのは
素晴らしいことですよね。
私も子供の時にこういう体験をしていたら、
きっと何かが変わっていたんでしょうね。。。

私にとっても貴重な体験と感動を
ありがとうございました。。。
帰り際、おどけながら私の肩に
ちょこんと頭を寄せて
「先生、今日は来てくれてありがとう!
うれしかった!」
と、生徒くん。
本当にかわいいですね。。。
そんな風に素直に言ってくれるなんて。
子供たちは、中学生になると部活動や勉強
なども忙しくなって、なかなか習い事として
フラメンコを続けていくことは難しいものです。
私もかつてそうだったように、子供の頃の習い事は
大人への通過点であり、いずれ全てが遠い
記憶となって、やがては私のことも忘れて
しまうでしょう。
でも、いいんです。
この限られた短い時間だからこそ、
尊くて愛おしい。
この欺瞞に満ちたままならぬ世界で
一点の曇りのない真っ直ぐな気持ちで
一人一人に情熱を注ぐことができる。
それって、とても幸せなことなんじゃないかな。。。
フラメンコを通して、自分の頭で考え表現する
ということや裏打ちに隠された瞬発的なリズム感は
何かをする時の手助けとなって自分を支えてくれる。
そして、大人になった時に全ては
この場所へたどり着くためのものだったと
思える自分に出会えますように。。。
心から願っています。